ノイズキャンセリングの仕組み｜イヤホン、ヘッドホンで効果が発揮｜電車やカフェで

ノイズキャンセリング

イヤホン情報局のInoueです。

最近は、ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンが増えてきました。

そもそも「ノイズキャンセリングはなんのか？」「どういった仕組みなのか？」ご説明します。

ノイズキャンセリングは、その名の通り「ノイズ」を「キャンセル」するという意味で、周囲の雑音や騒音をキャンセル、つまりシャットアウトする機能になります。

ノイズキャンセリング対応のイヤホンでは、電車や飛行機など、周りに騒音がある中でも、音楽のみをクリアに聞くことができます。

ココがポイント

基本的に音楽は変わらず、騒音だけを取り除く

ノイズキャンセリングの仕組み

ノイズキャンセリングに対応したイヤホンには、特別なマイクが搭載されています。このマイクが周りの騒音やノイズを拾って、専用の処理エンジン「DSP」で解析されます。

音はデジタル信号として波形で表されるので、その騒音の波形とまったく反対の波形を発生させます。

そうすることで、波形が打ち消し合うことで、音がなくなるという仕組みです。

ココがポイント

音楽への没入をサポート

今や音楽を聴くシーンというのは、時間・場所を問わず多様化しているといえます。イヤホンを使えば、屋内だろうが屋外だろうがどこにいても音楽を楽しめるようになりました。

それに伴い、静かな場所だけでなく、周りに騒音がある中での利用シーンが増えたことで、快適に音楽を聴く環境（リスニング環境）が保てなくなっていると思います。

そのリスニング環境の多様化に合わせて、ノイズキャンセリングが非常に効果を発揮します。家だろうと電車だろうと、どの環境にいても、同じようなリスニング環境を提供してくれるのがノイズキャンセリングになります。

場所・時間を問わず、音楽に没入できる精神安定剤的な存在です。

利用シーン

・電車の車内

・飛行機の機内

・カフェ

個人的にはカフェでの作業が多いので、カフェでの使用は効果的と感じています。

仕事や作業に集中したいので、周りのお客さんの話声が気になることはないでしょうか？

聞きたくなくても、どうしても耳に入ってしまいストレスを感じてしまうと思います。そんな時にノイズキャンセリングが搭載されたイヤホンを使用すると、完全にシャットアウトすることができます。ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンを使用すると、作業の生産性が50％はアップします。

完全ワイヤレスイヤホンでノイズキャンセリング搭載イヤホンといえば、現時点（2020年4月時点）で以下の４つが挙げられると思います。