Jabra Elite 75t 実機レビュー｜外音取り込み機能が向上し、AirPodsの対抗馬になるか

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Jabra Elite 75tを数日視聴した感想をまとめていきます。

開封レビューはこちらをクリック。

Jabra Elite 75tの没入感の高い装着感

前モデルのJabra Elite 65tより小型化しているので、圧迫感はなく、耳にしっかりとフィットしています。

今回、２０分ほどジョギングを行いましたが、まったく外れることはありませんでした。

ただ、遮音性を高めるカナル型ではあるので、長時間の使用だとさすがに装着に疲れてくる感じはありました。

耳に綺麗に収まる

斜めから見たとき

Jabra Elite 75tはバランスの良い音質

低域から高域まで幅広く解像度の高い音質を実現しています。音質に関しては、ワイヤレスイヤホンの中でもハイクラスだと思います。

個人的には低音に厚みを感じたので、EDMなどの曲との相性は良いと思います。

Jabra Elite 75tには残念ながらノイズキャンセリング機能は搭載されていません。ですが、装着時の没入感は高いので、個人的には変にノイズをキャンセルして、自然な音質が崩れるより良いのではと思います。

Jabra Elite 75tは物理ボタンの操作性が抜群

最近のイヤホンでは、AirPodsを筆頭にタッチセンサーが搭載されていますが、Jabra elite 75tは物理ボタンになっています。

かなり、この物理ボタンが操作しやすいです。Jabra elite 75tの最大の魅力の一つかと思います。

ボタンの面積が広いので非常に押しやすい、そして、ボタンのクリック感覚も良い。やはり、タッチセンサーは押されているかどうかが不明なので、誤操作になりやすいですが、物理ボタンはそういった心配がないのでストレスなく操作できるのは大きいです。

スマホでは、クリックの感覚を疑似的に伝える感圧式を導入していますが、イヤホンは難しいでしょう。

そう考えると、中途半端な反応するタッチセンサーよりは、物理ボタンの方が現時点では操作性において優れているような気がします。

Jabra Elite 75tの外音取り込み機能

Jabra elite 75tには外音取り込み機能が搭載されています。

外音取り込み機能のことを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

イヤホンを外さずに周りの声やアナウンスを聞き取りたいときに効果的です。取り込みのレベルもアプリで調整できるのは助かりますね。

ただ、基本的にはそんなに長く有効にしておく機能ではないので、レベルの調整はしなくてもいいかなと。

ためしに、ジョギングしながら外音取り込み機能を使用してみましたが、地面を蹴る音、シャツが擦れる音など、かなり環境音を拾ってしまうのでお勧めはしません。コンビニや支払いするとき、家で音楽聞いているときに急に話しかけらたときなどに、イヤホンを外さなくて良いので便利ですね。

この機能に慣れると、搭載されていないイヤホンに切り替えたときに、若干の不便さを感じます。

切り替えも簡単で、左側のイヤホンをクリックするだけです。そして、右側のイヤホンもクリックして音楽も止めれば、完全にイヤホンを着用していないような不思議な感覚に陥ります。「イヤホンを付けているのに、周りの音が聞こえる、会話ができる。」

はじめて外音取り込み機能を使ったときは、そんな感覚でした。

Jabra elite 75tは、前述したように物理ボタンで非常に操作性が高いので、この外音取り組み機能への切り替えもスムーズです。

左イヤホンのボタンを１回押すだけで、切り替わります。元に戻すにはもう一回クリックします。

【2021.01追記】アップデートしてANCが有効になると、通常モード　→　外音モード　→　ANCモード　の順番で切り替わるようになります。つまり、外音モードから、通常モードには２回ボタンを押す必要があります。

個人的にこのアップデートはいらなかったと思っています。75tに関しては、中途半端なANC機能は不要だと感じていて、実際使っていないので・・・

このANCは、あくまで85tで最大限発揮するものでしょう。

Jabra Elite 75tのまとめ

数日間使用しての感想ですが、装着感、音質、操作性など全体的な完成度は高いと感じました。

日常生活、トレーニング時にも活用できるイヤホンです。一点だけ求めるなら、ワイヤレス充電に対応してほしかったことでしょうか。

次回のアップデートに期待します。

※Jabra elite 85tとの比較記事はこちらになります。

85tと購入を迷っている方は、ご参考にしてください。