イヤホン情報局のInoueです。
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンを1ヶ月ほど使用していましたが、今回コンプライのイヤーチップTG-200に変えてみましたので、その報告になります。純正のイヤーチップと比べて、どうなのかをまとめていきます。まだ試したことがない方は、ぜひ、ご参考にしてください。
こんな方におすすめ
- WF-1000XM3を使用しているが、遮音性を向上したい
- WF-1000XM3のノイズキャンセリング機能に少し不満がある
- コンプライのTG-200の購入を検討している
コンプライTG-200とは
コンプライは低反発ポリウレタン素材でできているイヤーチップで、ウレタン素材のイヤーチップでは業界NO.1のメーカーになります。そのコンプライが完全ワイヤレスイヤホン向けに開発したのが、このTG-200になります。
ウレタン素材は、耳の形状に合わせて変形するため、シリコン素材のイヤーチップと比べて遮音性と装着感の向上が得られます。
TG-200はWF-1000XM3をサポートしているのか?
TG-200は完全ワイヤレスイヤホンに対応しているとはいえ、全商品を網羅的にサポートしているかというとそういうわけではありません。
各メーカーが独自に開発していて、形状に関しては標準的な規格などないので、イヤーチップがイヤホン本体と合わないことは往々にしてあります。
一応、コンプライからサポート対応表が公表されています(対応表はこちら)。
そこにはしっかりとソニーのWFシリーズが対応と記載されています。
形式的には対応しているということですね。
いざ、WF-1000XM3にTG-200を装着
WF-1000XM3の純正のイヤーチップを外して、TG-200を装着します。
綺麗にハマりました。サイズ感もほとんど同じです。少し、純正のイヤーチップの方が傘が長いぐらいでしょうか。
さて、充電ケースにハマるでしょうか。ここではまらなければ、もともこうもありません。充電にしまう時だけ、純正に取り替えるなんて実用的ではありません。
WF-1000XM3のケースは、スペースが確保されているので、まったく問題なく収まりました。
つっかえることもなく、定位置までカチッと収まりました。
装着感がUPして、トレーニング時も快適か
ジョギングやトレーニング時に不安を感じていましたが、TG-200を装着するとフィット感が高まるので、ずれ落ちたりするリスクが減るような気がします(まだ、検証中ですが)。
遮音性が向上
純正のイヤーチップに比べて、大幅に装着感がアップ、そして遮音性も高まりました。
もともと、ノイズキャンセリングは微妙だと感じていましたが、TG-200を装着することで、優先イヤホンやヘッドホン並の遮音性になったと感じました。さすが、コンプライですね。
低音がより強調
遮音性が高まったことで、低音の厚みがより増したと思います。
EDM系やダンスミュージックが好みの方には、いいかもしれません。
まとめ
今回、TG-200をWF-1000XM3に装着して、試してみました。
個人的には、純正のイヤーチップよりは格段に良いと感じました。特に気になっていたノイズキャンセリング機能が格段に上がったのが、大きな収穫だったと思います。やはり、ノイズキャンセリング+コンプライの最強説はありますね。
ただ、遮音性がすべてではないので、総合的にリスニング環境や音楽に合わせてイヤーチップは変えていくのが理想でしょうか。
コンプライは、1ペアで1,000円程度なので、まずは試してみて、合っていればまとめ買いすることをオススメします。